（制定日: 2024年7月1日）

本規約は、「教育用AIフィードバック with KanameEngine」（以下、「本サービス」といいます。）の利用に関する条件を定めるものです。本サービスは、Googleスプレッドシート上で動作するAIフィードバック生成プログラム（以下、「本システム」といいます。）を提供し、教育関係者による授業におけるフィードバック業務の効率化を支援します。
本サービスを利用する方は（以下、「利用者」といいます。）、本規約の全ての内容に同意したものとみなします。

第1条（定義）

●「本サービス」とは、開発者が提供する、本システムおよび関連する情報提供を含むサービス全体を指します。
●「本システム」とは、Google スプレッドシート上で動作するAIフィードバック生成プログラムを指し、利用者が準備したレポートに対してAIがフィードバック文を生成します。
●「APIキー」とは、OpenAI等の外部サービス（以下、「外部サービス」といいます。）を利用するために必要なキーを指します。
●「コンテンツ」とは、利用者が本システムを利用して作成したレポート、フィードバック、その他あらゆる成果物を指します。

第2条（利用資格）

本サービスの利用者は、18歳以上とします。未成年の方が利用する場合は、保護者の同意を得た上で利用するものとします。

第3条（利用方法）

１. 利用者は、本サービスを利用するために必要な外部サービスのアカウントを自身で取得し、APIキーを取得するものとします。APIキーの取得方法については、別途提供する資料をご確認ください。
２. 利用者は、提供されるスプレッドシートを自身のGoogleアカウントにコピーし、そのコピー版を利用するものとします。
３. 利用者は、スプレッドシートの所定のセルに、授業情報、APIキー、プロンプト等を入力し、本システムを実行することで、レポートに対するAIからのフィードバックを取得することができます。
４. 利用者は、生成AIの特性を理解した上で、本システムの出力結果を批判的に吟味し、教育的な配慮を持って利用する責任を負うものとします。

第4条（禁止事項）

利用者は、本サービスの利用にあたり、以下の行為を行ってはならないものとします。
● 本規約に違反する行為
● 法令または公序良俗に反する行為
● 本サービスの運営を妨害する行為
● 本サービスを利用して、商用サービスを提供する行為
● 本システムを利用して、個人情報を含む不適切な情報を生成AIに入力する行為
● 本サービスの利用により取得した情報を不正に利用または第三者に開示または漏洩する行為
● 児童生徒の学習権を侵害する行為
● その他、開発者が不適切と判断する行為

第5条（知的財産権）

１. 本システムに関する知的財産権は、全て開発者に帰属します。
２. 利用者は、本サービスを利用して生成したコンテンツが、第三者の著作権を侵害しないことを保証するものとします。

第6条（免責事項）

１. 開発者は、本サービスの利用によって生じたあらゆる損害について、一切の責任を負いません。
２. 開発者は、本サービスの利用によって生じた、利用者と第三者との間のトラブルについて、一切の責任を負いません。
３. 開発者は、本サービスの中断、停止、終了によって生じたあらゆる損害について、一切の責任を負いません。
４. 本システムは、生成AI技術を利用しており、その出力結果の完全性、正確性、信頼性等を保証するものではありません。利用者は、自身の責任において本システムを利用するものとし、本システムの利用によって生じたあらゆる損害について、開発者は一切の責任を負いません。
５. 本サービスは、外部サービスを利用しており、外部サービスの障害、変更、停止、終了等によって本サービスが利用できなくなった場合、開発者は一切の責任を負いません。
６. 開発者は、本サービスの利用によって利用者が得た結果について、一切の責任を負いません。

第7条（利用規約の変更）

開発者は、必要と判断した場合には、利用者に事前に通知することなく、本規約の内容を変更することができるものとします。この場合、変更後の規約は、開発者が運営するウェブサイト上での掲載その他の方法により利用者に周知した時点より効力を生じるものとします。

第8条（サービス内容の変更・終了）

開発者は、いつでも本サービスの内容を変更し、または提供を終了することができるものとします。

第9条（利用者情報の取扱い）

１. 開発者は、取得した利用者情報を、本サービスの改善、新サービスの開発、お知らせ、告知、広告の配信等​​、その他正当な目的のために利用することがあります。
２. 開発者は、取得した利用者情報を、法令で定める場合を除き、利用者の同意なく第三者に開示または提供しません。

第10条（準拠法および合意管轄裁判所）

本規約の解釈および適用は、日本法に準拠するものとします。本サービスに関連して発生した一切の紛争（裁判所の調停手続きを含む）は、名古屋簡易裁判所または名古屋地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意します。

第11条（お問い合わせ）

本規約に関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfRIgxFRhIYencofYt_L3OZWvzJpUCx_RdvsLojOlOu_h75xg/viewform

第12条（その他）

本サービスの利用にあたり、文部科学省が公表する「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」、各AIのモデルの利用規約/ガイドライン、所属する教育機関の方針等を遵守してください。

(附則)

本規約は、2024年7月1日から施行します。